
賃貸契約で銀行印は必要なの?
賃貸の契約で銀行印は必要なのでしょうか。
また、どれが銀行印かわからず、ハンコを間違えたらどのような影響が出るのでしょうか。
今回は
を解説します。
賃貸契約時にあわてないように、最後まで読んでみてくださいね。
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賃貸契約で銀行印は必要?
賃貸契約自体はどのハンコでもOK
賃貸物件を借りる契約をする際のハンコは基本的にどのハンコでもOKです。
不動産会社から指定がなければ実印や銀行印である必要はなく、一般的には認印が使われることが多いです。
ただし、インクを浸透して使うシャチハタは基本的に契約書では使えません。
ハンコには以下の種類があります。
- 実印
-
役所に登録した唯一無二の印鑑。一人ひとつしか登録できず、重要な契約や不動産売買時に使用されることが多い。
- 認印(三文判)
-
届け出していない個人の印鑑。実印以外はすべて認印となる。荷物の受け取りや簡易的な契約書など日常使いされる。
- 銀行印
-
銀行の口座開設時に届け出る印鑑。口座振替時等に必要になる。
- シャチハタ
-
認印のひとつ。インクが浸透されており、朱肉なしでスタンプのように押せるハンコ。契約時には不可とされることが多い。
家賃が口座引き落としだと銀行印が必要
賃貸契約自体には銀行印は不要ですが、家賃が口座引き落としの場合、口座振替依頼書に押す銀行印が必要になります。
銀行印とは銀行の口座開設時に届け出た印鑑のことです。
銀行印が必要な場合は、事前に不動産会社からその旨が伝えられます。
銀行印を間違えたらバレる?影響は?
銀行印を間違えて押したらバレます。
銀行のシステムが登録されている銀行印と提出された銀行印を照合し、一致しない場合はエラーを出すためです。
賃貸契約時の口座振替依頼書で間違った銀行印を使った場合、銀行や不動産会社から印鑑不一致の通知が届きます。
その後、改めて正しい印鑑で手続きし直すため、銀行印を間違えた場合は手続きが数日~数週間遅れてしまい、家賃の支払遅延となる可能性があります。
そうならないために期日には余裕をもって手続きをしましょう。
銀行印を間違えた場合の対処法
賃貸契約時の口座振替依頼書で銀行印を間違えた場合、まずは口座振替依頼書を提出した不動産会社に銀行印を間違えた旨を伝えましょう。
そうすれば、改めて口座振替依頼書に正しい銀行印を押す等、今後の対応を指示されるはずなので、それに従って動くとよいでしょう。
銀行印がどれかわからないときの確認方法
正しい銀行印がどれかわからない場合、本人確認書類と通帳、心当たりのある印鑑を銀行窓口へ持参すれば、システムで確認してくれます。
銀行印が押された通帳を持っている場合は、それを見て自宅で確認する方法もありますが、最近はセキュリティ上、通帳に銀行印が押されていないことが多いです。
印鑑レスのネット銀行の場合どうする?
ネット銀行のように銀行印の届け出がそもそもない場合、口座振替依頼書の銀行印欄はどうすればよいのでしょうか。
その場合の対応は銀行によって異なるため、銀行に確認してみましょう。
一般的には次のような方法を指示されます。
- 空欄のまま提出
- サインで対応
- 任意の印鑑を押印
- 本人確認書類の提示
昨今では印鑑レス銀行も多く、印鑑レスでも問題なく手続きできます。
まとめ
今回は
を解説しました。
賃貸契約自体には銀行印は不要ですが、家賃が口座引き落としの場合は銀行印が必要となります。
銀行印を間違えると家賃の支払いが遅れてしまう可能性もあるため、銀行印の要否は不動産会社に早めに確認し、正しい銀行印がわからない場合は早めに銀行で確認するようにしましょう。
そもそも銀行印のないネット銀行のようなケースでは銀行印以外の方法で対応できます。
印鑑レスの銀行を使っている場合で、ネット上ではなく口座振替依頼書で口座引き落としの手続きをする場合は、銀行印欄の対応方法を銀行に確認してみましょう。
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