引越しを便利屋に依頼すると安くなるの？デメリットはある？
引越しをする際、引越し業者ではなく便利屋に作業を依頼する方法があります。
便利屋に依頼すれば安く引っ越せる可能性がありますが、デメリットもあり向いているケースは限られます。
今回は、
を紹介します。
計画している引越しが便利屋への依頼に向いているのかどうかがわかるので、最後まで読んでみてくださいね。
＼ 連絡先の入力なしで引越し業者の概算価格を確認 ／
便利屋とは
便利屋とは
便利屋とは日常生活でのちょっとした困りごとや雑務を引き受ける事業者のことです。
引越しの手伝い以外にも、家具の組み立てや修理、庭の手入れ、家事代行などの幅広い業務を請け負います。
便利屋と引越し業者の違い
引越し業者の特徴が専門性なのに対し、便利屋の特徴は安さと柔軟性です。
便利屋は引越し作業以外にも、不用品回収や清掃等柔軟に請け負ってくれます。
一方、便利屋は引越しのプロではないため、難易度の高い引越しは対応できない場合があります。
また、対応エリアが限られていることが多く、長距離引越しには向いていませんし、一般貨物自動車運送業許可を受けていない業者はそもそも車両を使った運搬ができません。
| 引越し業者 | 便利屋 | |
|---|---|---|
| 作業内容 | 基本的に引越し作業のみ | 不用品回収や清掃等も対応可 ※車両での運搬は一般貨物自動車運送業許可を持つ業者に限られる |
| 対応エリア | 広い業者が多い | 狭い業者が多い |
| 価格 | 時期で異なる | 引越し業者より安いことも |
| 補償 | あり | ないことも |
引越しを便利屋に依頼する際の相場
便利屋の相場
引越しを便利屋に依頼した場合の相場は、1LDKのマンションからの近距離引越しだと30,000円～50,000円程度と言われています。（引越しの規模・距離や依頼内容で異なります）
参考までに、引越しを便利屋の費用算出方法は次の通りです。
1時間あたりの作業単価×作業時間×人数＋諸経費（出張費、車両費、資材費等）
※1時間あたりの作業単価：3,000~5,000円程度
便利屋と引越し業者どちらが安い？
便利屋と引越し業者のどちらが安いかは引越しの内容により異なるため一概には言えません。
ただし、小規模な近距離引越しは便利屋に依頼する方が安いことが多いです。
さらに引越し業者の繁忙期（3~4月）は引越し業者費用が高くなるため、便利屋の方が安くなる可能性が高まります。
より安くしたい場合は、自分も引越し作業を手伝い、依頼する人数や時間を減らすとよいでしょう。
引越しを便利屋に依頼するメリット
引越しを便利屋に依頼するメリットは次の3つです。
安く引っ越せる可能性がある
引越しを引越し業者ではなく便利屋に依頼すると安く引っ越せる可能性があります。
特に小規模な近距離引越しや引越し業者の繁忙期（3~4月）には便利屋に依頼する方が安くなる可能性が高まります。
とはいえ、依頼内容によっても異なるため、便利屋と引越し業者それぞれに見積もりを依頼して比較するようにしましょう。
＼ 連絡先の入力なしで引越し業者の概算価格を確認 ／
スケジュール調整が柔軟
引越し業者に依頼する場合、夜間の対応が難しかったり繁忙期は対応不可の場合があったりします。
一方、便利屋は24時間対応のところも多く、また引越しの繁忙期に予約状況が左右されないため、スケジュール調整が柔軟にできます。
どうしても夜中に引っ越す必要がある場合や直前までスケジュールが決まらない場合に便利でしょう。
作業内容を柔軟にお願いできる
便利屋は引越し業者と比べて作業内容を柔軟に対応してくれます。
例えば、引越し業者は引越しの一連作業（梱包～搬出～運搬～搬入～開封）のみの対応となるところが多いですが、便利屋だと引越し作業だけでなく不用品回収やクリーニングなども対応してくれます。
また、搬出入のみ等部分的に依頼できるのも便利屋の特徴です。
ただし、車両を使った運搬は一般貨物自動車運送業許可を受けていないと対応できないため、依頼したい場合には注意しましょう。
引越しを便利屋に依頼するデメリット
引越しを便利屋に依頼するデメリットは次の3つです。
引越しに不慣れな場合がある
便利屋は引越しのプロではないため、引越し業者に比べて引越しに不慣れです。
そのため作業効率が落ちる、物損リスクが高まるといったデメリットがあります。
対応エリアに制限があることも
便利屋は地域密着のところが多く、対応エリアが近隣に限られることが多いです。
そのため長距離引越しには向きません。
補償がない場合がある
引越し業者は一般的に保険に入っており物損時などは補償がききますが、便利屋は保険がない場合があります。
便利屋への依頼は引越しのプロではないため、引越し業者への依頼と比べて物損リスクが高まります。
補償の有無は事前に確認しておくようにしましょう。
便利屋への依頼が向いているケース
引越しを便利屋に依頼するのが向いているのは次のようなケース/です。
- 近距離かつ小規模引越し
- 引越し業者の繁忙期（3~4月）の引越し
- 深夜の引越し
- 引っ越し作業の一部を依頼したい場合
特に、基本的には自分で引っ越すが人手が足りないという場合には最適です。
便利屋に依頼する際のコツ・注意点
引越しを便利屋に依頼する際のコツ・注意点は次の通りです。
契約内容を明確にする
契約する前に内容を確認し、不明瞭な点は明確にしておきましょう。
基本料金に含まれる範囲、追加費用となるケース等、きっとこうだろうという憶測は後々のトラブルのもとです。
確認した際に丁寧に答えてくれるかどうかも業者を選ぶ基準にするとよいでしょう。
依頼する内容によって資格を確認
車両での運搬や不用品回収には許可が必要です。
依頼する内容をきちんと合法的に行える業者か確認するようにしましょう。
会社情報や口コミを確認する
ネットなどで会社の情報や口コミを調べ、会社の信用力やサービスの質を確認しましょう。
中には悪質な便利屋がいるのも事実。安全な会社かどうかはしっかり見極めましょう。
まとめ
今回は
を紹介しました。
便利屋と引越し業者のどちらが安いかは一概には言えませんが、小規模な近距離引越しであれば便利屋の方が安いことが多いです。
小規模な近距離引越しで便利屋を検討できる場合は、一度便利屋・引越し業者の双方に見積もり依頼をしてどちらが安いか確認してみるとよいでしょう。
便利屋への依頼はメリットとデメリットがあるため、それらを踏まえたうえで自分にあった方法で引越ししてくださいね。
＼ 連絡先の入力なしで引越し業者の概算価格を確認 ／
