引っ越し時の不用品処分は引越し業者に頼むのと不用品回収業者に頼むのどっちがいいんだろう?
引越し時の不用品処分を業者に頼む場合は、引越し業者に頼む方法と不用品回収業者に頼む方法があります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、状況に応じて使い分けるのがおすすめ!
今回は、
を紹介します。
自分にあった不用品回収方法がわかるので、最後まで読んでみてくださいね。
\ 引越しが決まったら、まず相見積もり /
引越し業者に依頼するメリット
別途業者手配の必要なし
引越し業者に不用品処分を依頼するメリットは、業者の手配が引越し業者とあわせて1回で済むことです。
また引越し業者が行ってくれるため、引越しに確実に間に合うスケジュールで回収してくれ、不用品回収の日程調整の必要もありません。
業者手配に時間をかけられない場合におすすめです。
引越し業者に依頼するデメリット
引越し業者に不用品処分を依頼するデメリットは次の4つです。
高いことが多い
引越し業者による不用品処分は不用品回収業者への依頼に比べて高いことが多いです。
理由として、次のことが挙げられます。
- 引越し業者による不用品処分は下請けに再委託することが多い
- 不用品回収業者には決まった容量まで定額のパックプランが用意されている
少しでも安くしたい場合や、不用品の量が多い場合は、不用品回収業者への依頼がよいでしょう。
回収品目が限られている
引越し業者での不用品回収はリサイクル法対象品目の引き取りがほとんどで、粗大ごみや一般ごみの回収は行っていなかったり、行っていても地域が限られていたりすることが多いです。
理由として、ごみの回収には市町村の許可が必要であり地元密着企業でないと許可が下りづらいことが挙げられます。
不用品の種類が多い場合は、不用品回収業者がおすすめです。
不用品処分に対応する業者は限られる
不用品処分に対応している引越し業者は限られます。
そして不用品回収に対応している業者に絞り込んで引越し業者を検討すると、引越し費用が高くなる可能性があります。
引越し費用は引越し業者によって大きく差が出るため、幅広く業者を比較検討することが安くするためには重要です。
引越し費用を安くするという意味では、はじめから不用品回収に対応している業者に絞ることはおすすめしません。
回収は引越し当日が多い
引越し業者による不用品回収は引越しの当日であることが多いです。
引越しに確実に間に合うという意味ではメリットですが、引越し当日まで家で場所を取るという意味ではデメリットでもあります。
不用品の量や大きさにもよっては検討が必要でしょう。
不用品回収業者に依頼するメリット
不用品回収業者に不用品処分を依頼するメリットは次の3つです。
安くなりやすい
不用品回収業者への依頼は引越し業者への依頼に比べて安いことが多いです。
トラック載せ放題など決まった容量まで定額のパックプランが用意されていることも多いため、不用品の量が多い人はお得に依頼できる可能性が高いです。
回収品目が多い
引越し業者だと回収品目が限られていることが多いですが、不用品回収業者は粗大ゴミ、家電など引越し時の不用品のほとんどを回収してくれます。
回収品目が多い場合は、引越し業者に依頼するよりも不用品回収業者に依頼する方が楽でしょう。
回収日時の融通がきく
不用品回収業者の回収日時は自分で調整するため比較的融通がききます。
中には即日で対応してくれるところもあり、引越しまで時間がないときに便利です。
早めに不用品処分して部屋をスッキリさせたい場合におすすめです。
不用品回収業者に依頼するデメリット
別途業者手配の必要がある
不用品回収業者に依頼するデメリットは引越し業者とは別に業者手配をしなければならない点です。
自分で引越しに間に合うように回収日時の調整もしなければならないため、忙しい人には面倒に感じるかもしれません。
引越し業者と不用品回収業者どっちがおすすめ?
引越し業者と不用品回収業者のどちらがおすすめかは状況によります。
- 回収品目・量が少ない場合、手間を減らしたい場合 → 引越し業者
- 回収品目が多い場合、不用品の量が多い場合 → 不用品回収業者
がおすすめです。
いずれの場合も費用を安くおさえるために、早めに動き始めて複数社に相見積もりを取るようにしましょう。
不用品回収費用を安くするコツ
不用品回収費用を安くするコツは次の3つです。
無料処分や買取を狙う
モノや状態によっては不用品の回収を無料でしてもらえる場合があります。
また、状態が良い場合は処分ではなく買取してもらう方法も。
詳細はこちらの記事に載せているので、まずは無料処分や買取ができる可能性がないか確認してみてください!
自治体の粗大ごみに出す
無料処分できない場合は、自治体の粗大ごみに出すことを検討してみましょう。
回収日時が決まっていたり、回収場所まで運ぶ手間があったりしますが、料金は民間業者に依頼するよりも安いです。
ただし、モノによっては粗大ごみとして回収してくれないものもあるので注意しましょう。
- 家電リサイクル法対象の家電(エアコン、テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(衣類乾燥機))
- パソコン・ディスプレイ
- 危険物・処理困難物(自動車・自転車・バイク、ガスボンベ、薬品、塗料、ピアノ、など)
- 事業系ごみ
相見積もりを取る
民間業者に不用品処分を依頼する場合は必ず相見積もりをしましょう。
業者によって値段が異なりますし、相見積もりで競争原理を働かせることで安くなります。
面倒でもスケジュールに余裕を持って相見積もりするのが、安くするコツです。
不用品処分を依頼する際の注意点
不用品処分を業者に依頼する場合は次の2点に注意しましょう。
違法業者に注意する
不用品回収業者の中には悪徳な業者もいます。
無料と言いながら積み込み後に料金を請求してきたり、見積もり金額と別に追加請求されたり、といったトラブルも多いです。
不用品回収業者へ依頼する際は複数社から見積もりを取得し、内容を比較して業者を決めましょう。
あいまいな見積もりは高額な追加請求のもとなので注意です。
また、収集した不用品を不法投棄する業者も0ではありません。
一般廃棄物収集運搬業の許可を持っている業者かどうかは、HPで必ず確認しましょう。
スケジュールに余裕を持つ
不用品処分は即日可能な場合もありますが、他の依頼状況によっては予約が必要です。
スケジュール調整がうまくいかずに、引越し先に不用品も持っていくことになれば引越し費用もかさみます。
引越し日までに処分できるようスケジュールに余裕を持つようにしましょう。
まとめ
今回は
を紹介しました。
引越し業者への依頼と不用品回収業者への依頼の違いは次のとおりです。
引越し業者 | 不用品回収業者 | |
---|---|---|
料金 | 高いことが多い | 安いことが多い |
回収品目 | 少ない | 多い |
回収日時 | 引越し当日 | 調整可能 |
業者数 | 対応する業者は少ない | 多い |
手間 | 少ない | 別途業者手配が必要 |
- 回収品目・量が少ない場合、手間を減らしたい場合 → 引越し業者
- 回収品目が多い場合、不用品の量が多い場合 → 不用品回収業者
がおすすめ、安くなりやすいのは不用品回収業者です。
状況に応じて業者を選びましょう。
無料で不用品処分できる方法もあるので、あわせてご覧ください。